月極駐車場では地面の番号だけでは間違ったところに駐車する恐れがあるため、後ろのフェンスに契約者様の名前や番号を書いた駐車プレートを取り付けることが多いです。
ただフェンスや外壁がないところだと、このような鉄クイを地面に打ち込んで取り付ける必要があります。
先日、この駐車場プレート取付用鉄クイの購入者様から
「真っすぐに入っていかないのですが・・・」というお声をいただきました。
確かにクイを曲げずに地面に対して直角に打ち込むのは難しいですよね。
自分では真っ直ぐに打っているつもりなのに、気づけば曲がってしまっている!
そこでこのブログでは、駐車場プレート取付用鉄クイを真っすぐに打ち込むためのコツをご紹介します。
月極駐車場に駐車場プレートが整然と並んでいる姿は見ていて気持ちがいいです。綺麗に設置することで、駐車されるお客様もきっと快適に使用してくれますよ。
駐車場プレートを真っすぐ打ち込むのが難しい理由
理由が分かれば、綺麗に打つためのヒントになるはずですから、先ずはなぜ真っすぐ打てないかを考えてみましょう。
と言っても理由は簡単。ハンマーがクイに真っすぐ当たっていないだけなんです。その原因は、クイが歪んでいる、地面が固い等の原因もありますが、一番多いのは正確な力がハンマーに加わっていないことです。
普段使い慣れないハンマーを使っているので、仕方がないと言えばそれまでなのですが、クイを『打ち込もう』とすると余計な力が入ります。その余計な力が、真っすぐな軌道の邪魔をしてしまっているのです。
もしかすると、この道理を理解するだけで、真っすぐ打ち込めるようになるかもしれません。
しかしせっかくですから、回避するためにはどうすれば良いか、具体的なハンマーの使い方をご説明します。
真っすぐにクイを打ち込むコツ
クイに真っすぐ当てるには、クイの頭にハンマーを真っすぐ落とすこと!これが「コツ」です。シンプルですね。
ポイントは『打つ』と思わないことです。まさに落とすイメージ。持ち上げて~落とす。持ち上げて~落とす。これを繰り返して打っていきます… いや、落としていきます。
もう一つ大切なのは『クイの頭をしっかり見る』ことです。落とすだけでは思ったところにいかないので、しっかりクイの頭の位置を見て、打ち込むのがポイントです。
場所が悪ければ、変える勇気が必要
クイを真っすぐ綺麗に打てるかは、地面の状態も大きく関係します。
ただ、こればかりは打ってみないと分からないというのが正直なところ。打ち込んだ下に石があったり地面が固すぎたりすると、クイが曲がってしまう可能性があります。地面が固い時の対処方法は、こちらのブログをご参考ください。
「打っていても、なかなか入らない」と思った時は、無理やり打ち込まずに少し場所を変えてみるのも一つです。頑張って打ち込んだもののクイが曲がってしまった。しかも抜けない!ということもあるので、ご注意ください。
道具選びも重要!?選ぶ際の注意点
「打ち込み方は分かったけど道具は何でもいいの?」「ハンマーなんてどれも同じでしょう?」と言うとそうではありませんので、駐車場プレート取付用鉄クイを打つ為に必要な道具を見ていきましょう。
クイ打ちハンマー
真っすぐに打ち込むためには、重ければ重いほどいいです。ハンマーを落としてクイを打つので、自重が大きいほど強い力をかけられるからです。ただ、重くなれば持ちあげる力も必要になりますし、クイの頭が潰れやすくなるため注意が必要です。
そこで駐車場看板.comでは、3kg程度のハンマーをお勧めしています。
「3kgって軽くない?」と思ったかもしれませんが、問題ありません。確かに重い方が早く打てるのですが、腕の疲労も考えると3kgぐらいがちょうど良い重さです。
駐車場看板.comでは、ハンマーも入った看板取付道具セットを販売しています。付属しているハンマーは3.5kgです。
「ハンマー」予備知識
ハンマーの重さは「ポンド」表記が多く、6ポンド、8ポンド、10ポンドというラインナップをよく見かけます。1ポンド=約0.45kgなので、
- 6ポンド=約2.7kg
- 8ポンド=約3.6kg
- 10ポンド=約4.5kg
となります。
ポンド表記の場合は、6~8ポンドを選びましょう。
あて木
クイの頭が潰れないように保護するための木です。なくてもクイは打てますが、出来るだけ綺麗に設置させたいなら、あて木をお使いください。
あて木はクイが安定してから使います。ハンマーを直接クイに当てる方が力がうまく伝わり、ブレにくいので、打ち始めはあて木を使わない方が打ちやすいからです。
クイが安定すれば両手を使って打ちます。大きな力が加わりクイに負担が掛かかるので、保護する役割であて木を付けます。ずれると打ちづらいので養生テープで固定しましょう。
クイの頭よりあて木が大きすぎると不安定になるため、少し大きいぐらいがベスト。柔らかい木は途中で割れてしまうので、素材は比較的硬いもの(パイン材や厚手のベニヤ板)がオススメです。
長々と説明をしてしまいましたが、百聞は一見に如かずですね!実際に打ち込んだ動画をご覧ください!
動画は打ち込みやすい地面でしたので、簡単そうに見えるかもしれませんが、固い地面でも、ハンマーを落とす回数を増やせばしっかり打てるので、是非挑戦してください。
こちらは実際にあて木をして打ち込んだ後の杭の頭です。多少は歪んでいる部分もありますが、潰れてはいないですね。
駐車場プレートはクイを打ち込んでから取り付けます。そうしないと、誤って叩いてしまいせっかくのプレートがへしゃげてしまいます。きっちりクイを立ててから、屋外用両面テープやビスで取り付けましょう。
まとめ:駐車場プレート用の鉄クイを真っすぐ打ち込む方法
クイを打ち込む自体は単純な作業のように思いますが、真っすぐ打つとなると途端に難しくなります。
ハンマーを真っすぐ落とすだけですが、実際にやると地面に影響されてクイが傾くこともあります。「早く済ませたい」「早く打ち込みたい」という気持ちが合わさると、どんどん斜めに入ってしまうので、焦らずゆっくりとハンマーを落としましょう。
真っすぐ打てた時は達成感があり、本当に嬉しいですよ!
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