マンションやアパートの入居者専用のごみステーションに、住人以外の方がごみを捨てる!という問題はよく聞く話です。
これに対する一般的かつもっともコスパの高い対策は、「入居者以外ごみ捨て禁止看板」の設置ですので、当サイトでもご注文をいただくことがあります。
ただし、どんな看板でも、設置すれば効果を発揮するかというと決してそうではありません。
そこでこの記事では、効果が出るごみ捨て禁止看板とはいったいどういったものか、実際のデザインを見ながら解説しています。実際に効果のあった事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
【ゴミ捨て禁止看板】効果のあるデザイン6選
ゴミ捨て禁止看板を設置して、実際に効果が出るか出ないかは、ひとえに看板の存在がしっかりと認識されるかどうかにかかっています。要は、目立って人目についているかどうかということです。
そのためには、目立つ配色と読みやすいテキストがカギを握っています。駐車場看板.comの豊富なデザインサンプルの中から、効果の高い6つのデザインをご紹介いたします。
イラストを使って目立たせる
よく目立つとされる赤・黄・黒の配色を使っているので、遠くからでもよく目立つゴミ捨て禁止看板です。
黄色の背景に黒いゴミ袋があるとインパクトがあって目を奪われますね。文字を読まなくてもゴミのことを伝えようとしていることが分かります。
一際大きく書かれたテキスト、「絶対にゴミを」とここまで読めば察しが付きますよね。目立つ上メッセージが伝わりやすいデザインです。
グリーン系で柔らかい印象に
薄いグリーンの背景の中にある朱色のカメラがあり、目立つゴミ捨て禁止看板ですね。ですが、目立ってはいるものの、グリーンが緩和してくれているので強いイメージはありません。
グリーンは人を落ち着かせ安心感を与える色です。禁止系の看板はついつい強い配色、強い口調になりがちですが、グリーンを使うことで、看板を見ている方も落ち着いて文字を読んでくれるでしょう。
きついイメージを出したくない場合に有効なデザインです。
寒色系&グレーで上品に
白背景に黒文字だと色の差がきつくなるので、グレーの文字と寒色系の花のイラストを使って柔らかくまとめたデザインです。チープな感じを出したくない場合によく使われます。
目立つ配色ではないので、周りの環境にもよく馴染み、悪目立ちさせたくない場合に有効です。
タイトルが「入居者専用ゴミステーション」なので、まるで案内プレートのような体裁です。自然とテキストを読んでもらえるでしょう。注意事項を伝える場合に向いているデザインです。
目立つ配色でシンプルに訴求
こちらも赤・黄・黒のよく目立つ配色の看板です。ほぼイラストだけなので、一見『監視カメラ作動中』の看板のように見えます。
よく見るとカメラの先にゴミを捨てようとしている人がいますので、「ゴミ捨て禁止」「入居者以外は〜」といったテキストは特にありませんが、「ここにゴミを捨ててはいけない」というメッセージは伝わりますね。
ゴミを捨てようとしている人は、この看板を見るとドキッとするはずです。伝えたいターゲットに刺さるデザインです。。
メリハリを使って文字を読みやすく
ストレートに「ゴミを出さないでください」と伝えているデザインですね。ほぼテキストですが、色や大きさにメリハリをつけ、読みやすいレイアウトです。
グリーンの背景で穏やかなイメージですが、テキスト部分には赤・黄・黒の配色が使われているので、しっかり印象に残ります。
「警察に通報します」という言葉がありますが、グリーンを多めに使っていることで、そこまできついイメージにはなっていません。全体的にストレートなデザインで分かりやすいですね。
人物の画像で無意識に語りかける
人物の写真が入ったデザインです。人間の脳は、無意識のうちに人の顔を認識し、表情を読み取ろうとする、と言われています。
看板に不機嫌な人の顔があるだけで、「何かマズイことがありそう」と感じているので、「ポイ捨て禁止!」という文字が重なれば、「ごみを捨ててはいけない」ということを、無意識の脳に訴えることが出来ます。
人物の画像やイラストが入っている看板をよく見かけると思いますが、こういう効果的を狙ってのことなのですね。
ゴミ捨て禁止看板の効果があった事例
それでは、実際に効果のあった事例をご紹介したいと思います。実は、当社の話です。
当社は、駅と住宅街の間にあります。帰宅時の方が駅を降りて煙草に火をつけると、ちょうど吸い終わるくらいのところにあります。当時、工場の横に溝があるのですが、たばこの吸い殻がよく捨てられていました。
『割れ窓理論』をご存知でしょうか?端的に言うと、吸い殻が1つでもあれば、ゴミを捨ててもいいんだと解釈されて、他のゴミも含め、以後たくさんのゴミが捨てられていくというもの。
毎朝の清掃タイムにゴミを拾っているのですが、次の朝にはまたゴミが捨てられている状態でした。
そこでこのゴミ捨て禁止看板を設置してみました。
先程紹介させていただいたデザインです。
看板を設置してみると、驚いたことに次の日からポイ捨てがなくなったのです!
やはり、看板は設置するべきだと、改めて思わせていただきました。
『どうせ看板なんか設置しても誰も見ないだろっ』と思われているあなた!効果のあるデザインを使用すれば結果は出ますよ。
ゴミステーションへの看板の設置方法
目を引くデザインなら、ごみ捨て禁止看板は効果がある!ということは分かっていただいたとして、でもいざ設置しようと思うとどうやって設置すればいいか考えてしまいますよね?
そこで、この章ではゴミステーションでよくある設置方法をご紹介したいと思います。
フェンスで囲っている場合
写真のように金網で囲っている場合は、結束バンドを使用すると簡単です。駐車場看板.comでは、穴あけのサービスを行っていますので、穴を利用すれば簡単に取り付けられます。
扉がある場合は、必ず目に付く場所なので扉に設置するのがお勧めです。ただ、人に触れる可能性がありますので、引っかかったりしないよう、針金よりも結束バンドを使用しましょう。
看板の角もひっかかると怪我をする恐れがあるので、R加工をしておきましょう。
コンクリートで囲っている場合
コンクリートにはコンクリート用のボンドか両面テープ(ご注文フォームで『穴あけ』か『両面テープ』が選択出来ます)で設置する方法が簡単です。
ただ、接着してしまうとなかなか剥がせませんし、剥がせたとしても跡形が残ります。
もし剥がす可能性のある場合は、看板フックをご利用ください。こちらはブロック塀に引っ掛けるだけなので、外したあとも残りません。お勧めです。
まとめ:【ゴミ捨て禁止看板】効果のあるデザイン6選
マンションのゴミステーションが汚いと、マンションの評価にも関わります。
きれいな状態を保つためにもゴミの不法投棄はなくさないといけません。その為には、しっかり目立って分かりやすいデザインのゴミ捨て禁止看板を設置することが大切ですね。
「看板なんて気休めにしかならない」と思われている方もいらっしゃると思いますが、効果のあるデザインを施せば、結果に表れます。是非、ゴミ捨て禁止看板のデザインサンプルを使って、メッセージの届く看板を作ってください。