駐車場で会社名や個人の名前、番号が書かれている駐車場プレートはよく見かけますが、いざ自分の駐車場にネームプレートをつけようと思うとどれくらいのサイズにするか迷います。
ネットで探してみますが、色々なサイズがあるので、さらに迷います。「安い!」と思って買ってみて、実際に届いたら小さかったということもよくあるようです。
そこで、このブログでは、駐車場プレートのサイズの選び方をご説明したいと思います。
駐車場プレートとは
駐車場の区画を識別するために名前や番号を書いたプレート看板です。この駐車場プレートがあるから、自分が停める場所が分かるのと同時に、他人に停めてはいけない場所だと認識させることもできます。
月極駐車場を経営されている方でしたら、きちんと契約者様の名前のプレートをつけておくと、迷惑駐車も減らせますし、トラブル防止にもなります。何より、しっかり管理してくれているということで、契約者からの信頼も強くなります。
看板の中では小さなものですが、駐車場プレートはそれくらい駐車場には重要なツールだと言えます。
駐車場プレートのサイズ
駐車場プレートでネット検索をすると、色々なプレートがヒットしてきます。しかし、よく見るとサイズがバラバラです。200×800mmや250×165mmといった小さなものから、400×200mmや600×300mmという大きなものまで様々です。
価格だけで比較していると大きな落とし穴にはまりそうですね。既製品を買う場合はサイズをきちんと確認しておく必要があります。
駐車場看板.comのサイズラインナップ
以上7サイズが駐車場看板.comが取り扱っている駐車場プレートのサイズです。
このサイズをどのように使い分けしているかというと、設置場所と表示内容です。
例えば、上のイラストをご覧いただくとよくわかると思います。380×180mmはコンクリートブロックにぴったりのサイズです。コンクリートブロックにつけてお使いいただくのであれば、このサイズで決まりですね。
また、番号だけを記載したい場合は、あまり横長のサイズになっても左右に空白が生まれてしまいます。
デザインとして意図的に余白を入れる場合は除いて、数字だけなら正方形の形の方が、大きく表示させることが出来ます。ナンバープレートとしてお使いでしたら、180×180mmがおすすめ。ということになります。
よく出るサイズってどれくらい?
「よく出る駐車場プレートのサイズは?」という質問をよくいただくのですが、先ほどもお伝えした通り、設置場所と表示内容で適切なサイズが決まります。とは言っても、駐車場で使うプレートなので、シチュエーションはそれほど多くありません。
上述した7サイズは、過去に製作をしてきたものの中で比較的よく出るサイズです。このラインナップをベースにご検討いただければと思います。
特殊な場所に設置する場合には当てはまらないこともありますのでご注意ください。実際に設置する場所を測ってサイズを出すのが一番です。
駐車場でのプレートのサイズ感
それでは、実際に設置する場所でサイズ感を見ることにしましょう。場所だけでなくシチュエーションも大切なので、実験を行いました。
フェンスを使って実際に検証
駐車場プレートの設置場所で多い場所は「フェンス」です。こちらの画像をご覧ください。各サイズをフェンスに設置してみました。180×180mmは番号のみの表記用ということで割愛しています。それを、実際に車に乗り込んだ状態で撮影しています。
いかがでしょうか?車を停めようと思って確認するのであれば、どのサイズでも一応読み取れますよね。でも4番以降は「そんなに大きくしなくても」って感じですね。2番か3番が適当なサイズと言えそうです。
ではこちらはいかがでしょうか?
先ほどとは逆に、何か文字が書いてあるプレートがあるのはわかりますが、4番以降くらいの大きさがないと読み取れないですよね。せめて5番のサイズは欲しいです。
プレートに記載する文字数によって必要なサイズが変わることがお分かりいただけたでしょうか?
ちなみに①~⑥までのサイズは次の通りです。
- 200×H80mm
- 270×H90mm
- 300×H140mm
- 380×H180mm
- 600×H200mm
- 910×H300mm
駐車場プレートの適切なサイズ
駐車場プレートを確認するときは、車を運転しながらというシチュエーションが多いので、車内から名前が判別できるサイズが必要です。ですので、読めるか読めないかのギリギリのサイズではなく少し大きめで考えた方が良さそうです。
踏まえて考えてみますと、表示する文字が契約者様の苗字2文字だけといった場合は③ 300×140mmがとても良いサイズですね。会社名でしたり、お客様駐車場であれば、文字数が多いので、⑤ 600×300mmがいいサイズではないでしょうか。
同じ月極駐車場でも、契約者様に個人が多い場合は300×140mm、法人様が多い場合は600×300mmと、適正サイズが異なるということですね。
小さなプレートと大きなプレート
では、①番の200×H80mmと⑥番の910×H300mmは一体どんな設置場所やシチュエーションなのでしょうか⁉
小さな駐車場プレート
①番はズバリ、車止めに駐車場プレートを貼りたい場合に使用します。壁やフェンスのない駐車場では、車止めに番号や名前を書いているのをご覧になったことがあると思います。
車止めは色々なサイズがありますが、高さは100~120mmが一般的なので、200×H80mmもしくは270×H90mmの駐車場プレートがちょうどいいサイズになります。
ただ写真をご覧いただいてもわかるように、車止めについているプレートにたくさん文字を書いても読みにくいので、200×H80mmに2~3文字が見た目もスッキリすると思います。
大きな駐車場プレート
百聞は一見にしかずです。こちらをご覧ください。
お分かりでしょうか?左の2つが⑤番の600×H200mm、右の2つが⑥番の910×H300mmです。遠くから運転手に伝えなければいけない情報は⑥番くらいのサイズに記載する必要があります。
駅前の立体駐車場やモールといった大型の駐車場は、場内での案内が必要になります。この案内がしっかりしていないと、混雑しトラブルの原因にもなりますので重要な役割を担っています。
遠くからでも認識できるよう910×300mmの大きめの駐車場プレートがお勧めです。
ロゴがあるならロゴを目印に
上記の写真でも駐車場のPのマークはよく分かりますね。駐車場の看板やプレートでは、マークがあるだけで認識度がかなり変わってきます。
会社名が長い場合でも、一目でわかるロゴマークがあれば認識しやすくなります。そのマークを目印に運転手が車を停めることが出来ます。
飲食店様なら看板にロゴマークを入れていると思いますが、駐車区画のプレートにも同じロゴマークがあれば、一目でわかりますね。
まとめ:駐車場プレートのおすすめサイズと選び方
プレートのサイズによって価格が変わりますが、価格でサイズを決めてしまうと、実際に設置した際に「思っていた感じと違った」とか、「小さすぎて文字が読めない」ということになりかねません。
そうならないためにも、設置する環境、記載する文字の内容から、サイズを決めた方がいいですね。安いけど使えない駐車場プレートよりも、少し高いかもしれないけれどトラブルを防いでくれる駐車場プレートを選びましょう!
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