月極駐車場に『空きあり』の看板を出しているが、なかなか契約者が増えない、といったお悩みを抱えているあなた。
『Googleマップ』に表示していますか!?
最近は自宅や職場近辺の駐車場を探す時に『Googleマップ』で検索する人が増えていますから、表示しておけば目に留まりやすくなります。
本記事では『Googleマップ』に月極駐車場を登録する方法を、どこよりも詳しく分かりやすく説明しています。初心者の方でも、この記事を見れば簡単に登録できますよ。
『Googleマップ』にあなたの駐車場を表示させて、新規契約者を増やしましょう!
【月極駐車場】Googleマップの登録方法
コインパーキングは『Googleマップ』に登録されていることが多いのですが、月極駐車場で登録しているところは、まだまだ少ないので、契約数を増やすチャンスです!(2024年1月現在)
では早速登録方法をご紹介します。
STEP 1:Googleのアカウントを作る
既にアカウントをお持ちの方は飛ばしてSTEP2からお読みください。お持ちでない方は、Google アカウントのログインページに入り、『アカウント作成』をクリックしてください。
『仕事/ビジネス用』をお選びいただくと、費用は掛かりますが、独自ドメインのアドレスが使用できます。
通常のアドレスは『ユーザー名@gmail.com』ですが、『仕事/ビジネス用』を選べば『ユーザー名@駐車場名.com』と駐車場名を入れたアドレスが作れます。
特にメールを多用することがなければ『個人で使用』でも問題ありません。後は画面に沿って入力していただければ、アカウントが作成されます。
STEP 2:Googleビジネスプロフィールに登録する
『Googleマップ』に登録するには、Googleに駐車場の存在を知らせなければいけませんので、まずは『Googleビジネスプロフィール』に管理者と駐車場の情報を登録するところから始めます。
1/7 ビジネス名の入力
実際の駐車場名を入力します。『Googleマップ』で表示される名前なので、設置している月極駐車場看板に表示している名称と同じにしておきましょう。
2/7 ビジネスの種類を選択
駐車場は店舗がないところがほとんどだと思いますので、『非店舗型ビジネス』に該当します。
3/7 ビジネスのカテゴリを入力
文字を入力すると選択肢が下に出てきますので、そこから選びます。
4/7 駐車場の住所を入力
『Googleマップ』にピンをつけたい駐車場の住所を入力します。
5/7 連絡先の入力
お客様がお問合せする時に必須の情報なので、必ず入れましょう。
6/7 ニュースとヒントを受け取るかどうかチェック
チェックを入れていると、Googleからニュースやヒントが届きますので、参考になります。
7/7 オーナー確認
オーナー確認を行う方法は、電話やSNSメッセージ、動画など、複数の方法が利用できます。利用可能な方法は、業種、公開情報、地域等によって異なります
非店舗型ビジネスの駐車場の場合は、ハガキのみの選択となっていることがあります。
ハガキの場合は、上記で登録した駐車場の住所にハガキが届くことになります。駐車場に郵便受けがあれば良いのですが、ない場合がほとんどだと思います。
ですから、先に郵便局でご自宅などに転送届を出してから『Googleビジネスプロフィール』の登録作業をしましょう。
ハガキの場合の注意点 ハガキは通常2〜3週間で届きますが、到着までにビジネス名やカテゴリなど店舗情報を編集すると、申請が無効となります。最初からやり直さなければいけませんので、ご注意ください。
電話の場合は、SNSメッセージでコードを受け取るか、通話が選べます。
通話の場合は電話がかかってきて、音声でコードが伝えられます。手元にメモを用意しておきましょう。
いずれの場合も、届いた確認コードを入力すればオーナー確認は完了です。
STEP 3:プロフィールを入力
『Googleマップ』で見つけていただいたお客様へアピールするために、プロフィールを編集します。
お客様に見える場所になりますので、分かりやすい情報を入力しましょう。下記にどんな内容を登録するのかをまとめました。
集客力を高めるためのプロフィール設定
より集客率を高めるために、登録しておきたい項目をご紹介します。月極駐車場の情報が詳しく掲載されていると、お客様も検討しやすいですからね。
管理者情報(問い合わせ先)
信頼感をアップさせるために、プロフィール欄の登録は必須です。
駐車場の料金と差別化ポイント
契約者が一番気になるポイントですから、料金は必ず表示させましょう。
料金が不明瞭だと問い合わせる手間がかかり、契約へのハードルが上がります。
料金入力後は、付近の駐車場と差別化を計るために、メリットを記載しましょう。
- ○○駅から徒歩●●分
- 屋根付き
- 舗装されている
- 1台ごとの間隔が広いので初心者でも駐めやすい
- 周囲は閑静な住宅街なのでイタズラが少ない
- 近くに小学校があり通学路に隣接
メリットを書くのが理想ですが、デメリットがあるならそれも併記しておくほうが、管理者への信頼感が高まります。デメリットを隠して契約者をゲットしても、すぐに解約されてしまいます。
空き情報等の最新情報
最新情報で現在の空き情報を案内しましょう。空スペースが少ない場合は、『あと2台』など詳しく書けば、検討しているお客様の背中を押せますよ!
ただ、「空いているならちょっとぐらい駐めても別に良いだろう」と無断駐車される可能性もありますので、空いているスペースにカラーコーン看板を置く等、無断駐車への備えをしていると万全です。
駐車場が分かる写真
特徴を書いていても、それが本当かどうか半信半疑の方もいらっしゃいます。
舗装されているか、駐車場の通路は広いか、隣の車との間隔は余裕があるか等、一目で分かる写真を掲載していれば、安心して契約できますね。
同じ場所でもアングルを変えて撮ったものを、何枚か載せると分かりやすくなります。
登録後に気を付けたいこと
晴れて『Googleマップ』に表示されると、それだけで安心してしまいそうですが、登録後も注意点があります。
空き情報の更新
問い合わせが来た時に「あ、それは古い情報で…今は違うんです…」と説明する羽目にならないように、空きあり・空きなしの情報は常に最新の状態にしておきましょう。
せっかく契約する気満々で問合せしているのに、一気に冷めてしまいます。
クチコミに返信する
クチコミが入ると登録しているメールアドレスに通知されますので、スピーディーかつ丁寧に返事しましょう!
返信の内容で人柄が見えて身近に感じるものです。「きちんと対応してくれるんだ!」と安心感も生まれます。
さらに、クチコミが増えていくと、駐車場情報そのものの信頼度が上がり、『Googleマップ』だけでなく、Googleの検索結果画面にも表示されやすくなります。
【クチコミをいただければ3ヶ月間○○%割引】など、独自のキャンペーンをしてクチコミを集めるのも良いかもしれませんね。
まとめ:月極駐車場をGoogleMAPに登録する方法
管理・運営中の月極駐車場を『Googleマップ』に登録する流れについて、お分かりいただけましたでしょうか?
登録して終わり、ではなくデータ更新やクチコミへの対応を継続的に行うことが大切です。
放置していると思われて評判が下がってしまっては、何のために登録したのか分かりませんからね。
お金をかけずに駐車場をアピールするひとつの手段として、『Googleマップ』への登録をご検討ください!合わせてストリートビューに映ってもいいように、きちんと月極駐車場の看板は設置しておきましょう!
不明点あれば、ご遠慮なくお問合せ下さい。