ご相談事例

回答

サインキューブは樹脂製で取っ手が付いているので持ち運びがしやすく、機動性に優れています。駐輪禁止エリアに直接置くことで精神的にも物理的にも駐輪を阻止することができる、大変効果のあるスタンド看板です。サインキューブは注水ウエイトに水を満タンにいれると本体を含めて11.4kgの重さになりますが、それでも風の強い日には飛ばされることもあります。

これを防ぐ一番の方法は、風が強い日には、風の当たらない場所か屋内に仕舞っていただくということになりますが、そうもいかないと思います。そこで、対処方法として２つご提案させていただきます。

●１つ目「注水式ウエイトに水ではなく砂を入れる。」
サインキューブは専用の注水式ウエイトの中に水を入れて重石にしています。であれば、水よりも重いものを入れれば、ウエイトを重くすることができます。そこで、どこにでも手に入りやすい砂を使用します。砂にもよりますが比重が水の1.5〜2.5倍あるので、水を入れた状態よりも重くすることが可能です。水を満タンに入れた場合、専用ウエイトは7.5kgですが、砂を入れることによって11〜18kgとウエイトを増やすことが出来ます。注水口も広いので砂を入れるのも容易です。

デメリットとしましては、無断駐輪禁止エリアが移動になった場合は砂を入れた重い駐輪禁止看板を運ばないといけません。重くなった分、移動が大変になります。砂を取り出せばいいのですが、取り出す作業に水と違って時間がかかります。入れてすぐのサラサラの状態でしたら問題はないのですが、入れてから時間が経ちますと湿気を含み固まってしまうことがあります。その場合は取り出すのに手間がかかります。完全に取り出せないこともございます。砂を入れる場合は、ご理解の上実施してください。
移動させることが頻繁にあるのでしたら二の足を踏んでしまいますが、設置した後動かすことがない駐輪禁止エリアには砂入りのウエイトをお勧めします。

●２つ目「ウエイトを増やす。」
単純に、注水式ウエイトの数を増やすという案です。数が倍になれば、重さも倍になります。サインキューブの専用ウエイトはドーナツ状になっているので、サインキューブの上からかぶせて、ウエイトを二重にすることが出来ます。そうすれば、１個7.5kg（満水時）が2個になるので15kgにもなります。本体を含めると20kgまで重くすることができます。

ウエイトは１台5,200円ですので、ご検討いただければと思います。ウエイトを２重にするので、ウエイト部分の存在感は少し増しますが、表示面が見えなくなるといったことはありませんのでご安心ください。

以上２件がよくある対処方法です。ご参考になさって下さい。

ただ、台風などの猛烈な風が吹く日は、いくらウエイトを重くしても飛ばされる危険があります。風の当たらないところや、屋内に仕舞い安全を確保しましょう。